岡島百貨店は、中心市街地の商業施設「ココリ」にB1F / KITCHEN・1F / COURTYARD・2F / LIVING ROOMの3フロアにて新装オープンされました。全面改装・移転に伴い、B1F・2FのMDPプランニングと製作・ショーイングを実施しました。「TE・I・TA・KU」というキーワードと、別邸のように親しみを感じ、地域に根差しながらも上質な空間という内装コンセプトの元、デザインしています。
来館者がどのエリアにどの商品があるのか視認しやすいよう、ボディや足型等アイコンとなるようなツールを取り入れつつ、売り場ごとに異なる環境・什器の素材に合わせ、使いやすく且つ上質さを感じられるMDPプランニングを実施。中でも、食品エリア、酒・洋酒の棚上PPでは、ワインの原料である葡萄をモチーフに、アールデコ風のオブジェツールを用いて、山梨ならではの演出をしています。
内装コンセプトだけでなく、オペレーションのしやすさも考慮し、インテリアモチーフを演出として見せるPPと、フレーム&ブロックで機能的に見せるPPの2種で、空間構成。各PPにはしっかりとしたネガティブスペースを用い、一つ一つの商品の上質さを「TE・I・TA・KU」のような落ち着きのある設計で演出しました。
※PP・・・ポイント・オブ・セールス・プレゼンテーション。お客様が「なんのお店なのか」「なにがあるのか」をすぐに理解できるようにするプレゼンテーションを指します。