百貨店やアパレルメーカーを巡り
密なコミュニケーションを図る日々
私が所属する東京店では、営業本部機能としての全国波及物件の獲得をミッションとしています。京屋の主事業のうち、「ディスプレイデザイン」と「プロダクト」の営業が担当です。具体的には、「ディスプレイデザイン」ではウィンドウディスプレイやVMDの提案・現場の施工、「プロダクト」ではマネキンや什器の製造・販売・レンタルを行っており、クライアントである百貨店やアパレルメーカーの担当者と連絡を密に取りながら、当社各部署と連携して形にしています。
朝9時に出社してメールやその⽇の業務内容を確認したあと、打ち合わせや現場の⽴ち会いに出るというのが多いですね。
1案件につき1~2カ月のスパンで動かすケースが多く、同時に複数の案件を受け持ちます。ハロウィンやクリスマスなどの大イベントはもちろん、百貨店では毎週のようにイベントが行われていますので、閑散期はありません。
身近に寄り添い、傾聴することで
目に見えない想いを形にしていく
私達は、デザインという⼿法を駆使してクライアントの想いや考えを形にするのが仕事です。ですから、クライアントの⽴場に寄り添うことがなによりも⼤切だと考えています。
とにかく頻繁にお会いする機会を作り、お話をじっくり伺い、ときに質問や意⾒をぶつけて共有するイメージを明確にしていく。ご要望に応えるため、過去に事例のない取り組みやアイデアにも積極的に取り組みます。
華々しい世界を作り上げるには、地道で誠実な積み重ねが不可⽋です。マネキンや什器の準備など、汗をかくシーンも少なくありません。しかし、営業の仕事はプロジェクトの最初から最後までを密接に関われるのが魅⼒です。完成して、ご依頼いただいたクライアント、そしてその場に訪れるお買い物客のみなさまに喜んでいただけた瞬間には、⼤きなやりがいを感じます。
先輩からの助言や全国の事例が
確かな成長につながった
強い興味を持っていたとはいえ、空間デザインの世界ははじめてでした。まだまだ勉強中ですが、とにかく多くの現場を経験することでどんどん知識が⾝についてきたと思います。京屋には歴史に裏打ちされた信頼とマネキンをいちから作れる技術⼒がありますし、多種多様な業態のクライアントからのご依頼もあって、多くの経験を積めるんです。また全国に⽀店があるのも強み。各地の施⼯例を学んだり、現地の営業と共に現場をおさめることにより見聞を広めることができ、確かな成⻑につながりました。
この業界は常に新しいことを求められています。積極的に現場や市場をリサーチし、新しい知識を吸収しなければなりません。ただ、次々に新しい技術に⾶びつくだけでは本当に満⾜できる仕事はできないと思います。京屋が培ってきたノウハウは何物にも代えがたい武器で、それをベースに新たな提案を増やしていくことで、イノベーティブな仕事を⽣み出せると考えています。
個性を尊重する社風で
自分のカラーを押し出せる
京屋に⼊社して感じたのは、社員⼀⼈ひとりの個性を⼤切にしているということ。当然社会⼈としての礼儀はわきまえている必要はありますが、個⼈の考えや性格を曲げてまで会社⾊に染めようという雰囲気はありません。昨年に結婚式を挙げた際、式に招いた同僚たちを⾒た多くの親族・友⼈から「個性的な⼈たちばかりだね」といわれるほどです(笑)。
私の所属する部署にもキャラクターが⽴った同僚は多いですね。想いを形にする仕事ですから、クライアントとしても⾃分がある⼈間のほうが任せやすいのではないかと思います。
⾃分のカラーを抑える必要がない分、ストレスなく仕事に打ち込めます。
プロジェクトにはベテランも若⼿も区別がないですし、世代・部署間の交流も盛んで⾵通しのいい職場です。店舗営業終了後の改装など夜の現場もありますが、翌⽇は振り替えて午前休にしてもらうなど、フレキシブルなのも働きやすい点だと思います。
WORKS
- 大丸東京店 マネキンディスプレイ
- sloggi mOve 展示会ディスプレイ