デザインを手掛けるのは
郊外ショッピングセンターから
アパレル路面店まで
デザイン職で勤務14年。現在はショッピングモールのディスプレイやアパレルブランドのウィンドウ、POP UP SHOPをメインに幅広い物件を担当しています。多数のクライアントを相⼿にするので、その時々、状況を判断して最良な提案ができるように心掛けています。⽇によって異なりますが、いつもは出社後にメールやデザインメンバーのスケジュールを確認し、あとはパソコンを前にプランづくりに専念。クライアントやデザインスタッフと打合せは適宜⾏うといった業務が多いですね。
デザイナーの手腕の見せ所は
期待と裏切りのバランス感覚
打ち合わせ時に物件の情報をヒアリングする際には、どのように表現したいのか、クライアントの望みをしっかり汲み取ることが⼤切です。お互いが同じベクトルに向いていないと、クライアントのニーズに応えられず⾝勝⼿な提案になりがちだからです。
その⼀⽅で、クライアントのニーズを汲み取りすぎると意外性や新鮮味がない提案になってしまうこともあります。私の場合はクライアントの想いに応えながら、より良い提案になるための「⾃分なりの表現」をプラスするようにしています。その表現は⼈によってさまざまだと思いますが、自分なりの表現をバランスよくプラスできれば新しいなにかが⽣まれると思います。
現場の第一線で活躍することが
大きな成長につながっていく
⽇々、成⻑なくしてデザイナーの仕事は勤まりません。たとえばシーズン系の案件では「夏」「クリスマス」と毎年同じテーマになりますので、なにか新しいものを取り⼊れないとお客様に納得いただけないのです。業界の最新情報にキャッチアップするだけでなく、他業界の⼈と交流を持つ、展⽰イベントに参加する、知らない⼟地を訪れるなど、感度のアンテナを広げる努⼒が求められます。
逆に⾔えば、京屋に勤務し続ける限り成⻑は⽌まないといえるかもしれません。だからこそ、私もここまで成⻑してこられたのかなと思います。
競合他社とのコンペも多く、勝ち負けはシビアです。負けてもへこたれず、次に邁進する気持ちがあれば、さらなる成⻑できる環境です。
個人の能力を活かしつつ
チームでもフォローしあえる
歴史ある会社ですが、現在は20代の社員もかなりいて若々しい雰囲気です。世代間の壁は感じません。上の⼈間は社が継承していたノウハウを次の世代に伝えたいという想いが強く、コミュニケーションは良好です。勤務時間も労働状況に応じてフレキシブルに対応してくれますので、働きやすい環境なのではないでしょうか。
今では部下を持つ身になりましたが、改めて見渡すと「自分なりの表現」ができるメンバーばかり。そこが京屋のいいところであり、強みだなと感じます。特にデザイン室にはそれぞれ得意分野の異なるメンバーが集まっています。仕事は各個⼈で進めますが、時にはチームでフォローしあえる体制が整っていて、そのこともデザイナーとしてよい刺激になります。
WORKS
- 三陽商会ポールスチュアート POP-UPストアデザイン
- フジバンビ 什器・陳列ツールデザイン/ 陳列マニュアル作成